みなさん、こんにちは!

「トンビが小型犬を連れ去った!」という話を耳にしたことはありませんか?
身の毛もよだつ話ですが、真実はどうなんでしょう。


トンビは小型犬を襲うの?本当のところをお話しします

海辺や山あいをお散歩していると、空高くトンビが旋回しているのを見かけます。
そのたびに、「うちの子、狙われないかな…?」と不安になる方もいるでしょう。

でも実は——
トンビが小型犬を襲うことは、まずありません。
その理由を、データと生態の両面からお話しします。


🐦トンビの体重と力では「犬は持ち上がらない」

日本に生息する「トンビ(トビ)」の体重は、およそ 800g〜1.2kg程度
翼を広げると大きく見えますが、体そのものはとても軽く、
空を飛ぶために骨の中は空洞になっています。

一方、一般的な小型犬(チワワ・トイプードルなど)でも 2〜4kg前後
つまり、トンビの体重の2〜3倍も重いわけです。

鳥は自分の体重と同じ重さの獲物を空に持ち上げることはできません。
トンビが犬をさらうというのは、物理的にも不可能なのです。


🍗トンビが興味を持つのは「動かないもの」

トンビは肉食というより、実は雑食性
主なエサは魚の切れ端や虫、動物の死骸など、動かないものです。


🦅小型の生き物を襲うのは「大型猛禽類だけ」

トンビやカラスのような中型〜小型の鳥では、体重や力の関係で犬や猫は襲えません。
実際に小型の動物を空中で捕らえられるのは、オオタカ、オオワシ、ハリスホークなどの大型猛禽類だけです。

日本では、こうした大型猛禽類は人間と生活圏が重なっていないため、住宅街やドッグランの上空まで来て小型犬を襲うことはありません。


🌤低く飛ぶのは「風に乗るため」

トンビが羽を上下に動かして羽ばたいている姿はあまり見ませんよね?
いつも羽を広げた状態で風に乗っています。
トンビが地上すれすれを飛ぶのは、犬や猫を狙っているのではなく、風に乗るための高度調整です。
特に山あいや谷間では、上昇気流をつかまえるために低空を旋回することがあるんです。


🦅トンビとカラスは「縄張りを共有」している

トンビとカラスは同じエリアに生息することが多く、お互いに縄張りが重なっています。
両者は食べ物の好みも似ており、カラスがトンビのエサを奪ったり、トンビがカラスの巣に近づいたりする小競り合いが日常的です。

つまり、トンビは犬や猫よりもカラスを警戒しています。


🐦「子猫をさらう」話も、ほとんど都市伝説

体重わずか800g〜1.2kg程度のトンビは、2〜3kgの子猫や小型犬を持ち上げることができません。
生まれたばかりの子猫は母猫が命懸けで守っているので、わざわざ危険を冒して襲うよりも、人間が捨てた食べ物や魚の死骸の方がずっと魅力的なんです。
実際に空へ連れ去る力はなく、安心して大丈夫です。


🌸まとめ:安心してドッグランを楽しもう

トンビもカラスも、自然の中で大切な役割を持つ生きもの。
犬は、人と共に暮らす家族です。

大型猛禽類以外に小型のペットを襲う鳥はいません。
空と地上でそれぞれの世界を守りながら、穏やかに暮らしています。

だから——
どうぞ安心して、青空の下のドッグランでのびのび遊ばせてあげてください🐾

関西、西日本でペット泊まる宿をお探しなら、丹波の華格子を候補に入れてみてください。
温泉はありませんが、犬と一緒にお食事ができて、犬と一緒に寝られる宿です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA